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「障害者を感動話に」方程式批判 NHKのEテレの情報バラエティー番組「バリバラ」で28日夜、「検証!『障害者×感動』の方程式」と題した生放送があった。「清く正しい障害者」が頑張る姿を感動の対象にすることを「感動ポルノ」と表現し、「感動は差別だ」との障害者の声を伝えた。同時間帯は日本テレビ系で障害者の姿を伝えるチャリティー番組「24時間テレビ」が放送中だった。

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 番組では、自身も障害者で「感動ポルノ」の言葉で問題提起した豪州のジャーナリスト兼コメディアン、故ステラ・ヤングさんの「障害は体や病気よりも、私たちを特別視してモノ扱いする社会の方」との発言を紹介した。

 出演者は「笑いは地球を救う」と書かれたそろいのTシャツ姿。難病の大橋グレース愛喜恵さんを主人公にした模擬ドキュメンタリーも流した。生活の大変さや障害者になった衝撃、明るく前向きな姿を強調。本人の実感や意思を無視して「感動ポルノ」に仕立てられるさまを示した。大橋さんは今回の24時間テレビにも出演した。

 「障害者の感動的な番組をどう思うか?」と健常者と障害者100人ずつに聞いた調査では、「好き」は健常者が45人に対し、障害者は10人。健常者の好きの理由は「勇気がもらえる」「自分の幸せが改めて分かる」など、障害者は「取り上げてもらえるなら、感動話でも仕方ない」だった。英BBCが障害者を英雄や被害者として描くことが侮辱につながるとしたガイドラインを20年前に策定したことも紹介した。

 出演した脳性まひの玉木幸則さんは番組内で「(障害者と健常者が)同じ人間として怒ったり笑ったり、思いを重ねることがホンマの感動。一方的な感動の押しつけは差別だ」と話した。

 「バリバラ」は「バリアフリー・バラエティー」の略。2012年に始まり、障害者の性や結婚、高齢化などを当事者らが本音で語る場を提供してきた。「笑い」の要素も大きく、障害をネタにする当事者も出場する、お笑いコンテスト「SHOW−1グランプリ」も開催。今春からは障害者のほか性的マイノリティーなどに対象を広げ、生きづらさを抱える当事者の声を伝えている。【鈴木英生】

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14万人を派遣 政府が応急対策計画

毎日新聞2016年3月29日 19時55分(最終更新 3月30日 08時05分)

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首都直下地震の被害想定
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 政府は29日の中央防災会議幹事会で、首都直下地震に備え救助の応援部隊の派遣や物資輸送など発生直後の対策を盛り込んだ応急対策活動計画をまとめた。被災地の東京、埼玉、千葉、神奈川4都県に警察、消防、自衛隊計約14万人を派遣し、4都県の外から東京都心への8方向からのルートを確保することなどを明記した。防災訓練などを通じて計画の実効性を高めていく。

4都県へ8ルート確保

 政府は東日本大震災を機に首都直下地震の被害想定を見直し、最悪でマグニチュード7級、死者約2万3000人とした。今回の計画は、東京23区で震度6強以上の揺れに見舞われた場合を中心に、各機関が被害の全容把握を待たずに応急活動できるよう作成。生存率が著しく下がる「発生後72時間」を念頭に分野別の行動目標を時系列で示した。

 被災地への交通路確保では、都心に向かう高速道路や国道など主要道路を、放射状の8道路と環状道路の組み合わせからなる93区間について「緊急輸送ルート」と設定。点検や車両撤去による道路開通、復旧を優先する。陸路寸断を想定し、河川や河川敷道路、港湾も活用する。

 発生時には、4都県外の警察1万4000人と消防1万6000人、自衛隊員11万人を迅速に派遣し、航空機450機、船舶330隻も投入。高速道路のサービスエリアなど35カ所の「進出拠点」を目指して移動し、被害状況を踏まえ、被災現場に近い公園など231カ所の「救助活動拠点」に進む。

 4都県にある150の災害拠点病院を医療活動に最大限使う。羽田空港など4都県の6施設と県外の43施設を「航空搬送拠点」として全国約1400の災害派遣医療チーム(DMAT)を送り、臨時の医療施設(SCU)を設置。重傷者は拠点病院やSCUを通じ被災地外の病院へ運ぶ。

 物資輸送では、食料5300万食などを4都県の要請がなくても発生3日目までに8カ所の広域物資輸送拠点に届ける「プッシュ型支援」を行う。東日本大震災で課題となった燃料輸送は、石油業界と協力して緊急輸送ルートや救助活動拠点などに優先供給する。

 4都県と茨城県で最大800万人と国が推計する帰宅困難者は、迅速な応急活動のために最大72時間は職場や学校、官民で設ける一時滞在施設などにとどまるよう一斉帰宅の抑制を徹底。首相が国民に協力を呼びかける。【狩野智彦】

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